今回は「曜日」と「色」にスポットを当てて行われた英語の授業をご紹介します。
「曜日」を覚えよう!
まず、SundayからSaturdayの曜日を書いた、計7枚(A4くらいの大きさ)の紙を黒板に貼っていきます。紙には英語のみ書かれています。
Sundayから順に先生が指差しながら言っていくので、全員でリピートします。
2回目からは、曜日の順番を入れ替えていき何度か繰り返します。
「Saturday」だけは身振りをまじえて覚えるようです。
先生も生徒も、まるでオーケストラの指揮者のように少し大げさなくらいに手を振り、人差し指を立て最初の ‘Sa‘ で振り上げ、後は下げていきます。
今度は歌に乗せて覚えていきます。
お馴染みの、「Sunday, Monday, Tuesday~♪ (Days of the Week Song )」です。
CDをかけ、皆で歌いましょう!元気よく。
CDに収録されている声にあわせて2回、3回くらい一緒に歌えば大体の生徒は覚えてしまうようです。
一週間の名称を覚えたら次に進みます。
「今日は何曜日?」
黒板の右下に書いてある日直さんの名前の上には今日の日付、曜日が書いてあるものです。
それを指差し、先生は皆にたずねます。
「What’s day is today?」
何を言っているのかわからない生徒もいますから、ネイティブの先生もここは日本語で説明してくれます。
ようやく意味を飲み込めた子どもたち。この日は火曜日でした。
「It’s Tuesday!」
答え方を教えてもらい、全員で元気よく答えます。
次回もちゃんと覚えているでしょうか。
「Color」を覚えよう!
金銀ふくめ10色の折り紙を用意します。
教室の机のうちいくつかを、右端から左端まで横長ーく教室に並べていきます。
2列同じ長さで作りましょう。
並べた机に三角に切り取った色画用紙を一列に置いていきます。カラーは全部で10色前後。
赤、青、黄色、など基本の色から、金銀もあります(←子どもに人気です)。
色とりどりの画用紙で机の上はとっても華やかです。
並べた机の端と端に班ごと分かれます。
1列目右端は1班、左端は2班、2列目右端は3班、左端は4班といった具合に生徒は4班に分かれました。
1人ずつ交代でおこなうゲームなので順番を決めておきます。
さあ、いよいよゲームスタートです。
先生の「Ready go!!」の声にあわせて先頭の1人目が1枚目の色画用紙の色を英語で言います。
言えたら2枚目、3枚目。次へ次へと進みます。
わかる生徒はどんどん進んでいき、あっという間に半分まできました。
相手チームと出会ってしまったらじゃんけんです。
もちろん英語で。
「rock、scissors、paper go !」
負けたら2人目の生徒と交代です。
2人目はまた最初からスタートしなくてはならないので不利な状況、相手チームがどんどん攻め込んできます。
分からないカラーがあったらそこでずっと止まっていなくてはいけません。
「purple」がなかなか出てこない生徒が多いみたいです。
自分のチームが相手チームのスタート地点までたどり着いたら1ポイント入ります。
そしてまた端と端から両チームともスタートします。
時間切れになるまで続けます。
今日は2回このゲームを行い、大変な盛り上がりのなか終了しました。
2013.05.05 | 941 | 公立小英語授業レポート