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アジアでの英語教育について、カンボジアをお手本に!

 

こんにちは! イシダです。

 

 

今日は、アクティブ英会話で運営している「英語教育ナビ」の、本当に初期のころに寄稿頂いた記事について、再度掘り起こしてご紹介をしたいと思っています。

 

アクティブ英語教育ナビでは、その名前の通り、英語教育に関することや英語教室のレビュー、おすすめの英語教材などについて、主に英語の先生や塾講師、あとは実際に英語教育を自身のお子様に施していらっしゃる親御さんなど、色々な立場の方々から記事を寄稿頂いているメディアです。

 

色々な意見やアドバイスをもとに、アクティブで2年ほど前に立ち上げたメディアなのですが、立ち上げ初期にお送りいただいた寄稿記事で、長年カンボジアにすんでいらっしゃる男性に書いていただいた「カンボジアでの英語教育について」、という記事がとても興味深い内容でしたので、ここで再度、抜粋してご紹介させてください!

 

 

 

 

カンボジアの英語教育を語る前に、まずはカンボジアの歴史に触れる必要があります。

 

1970年代の内戦によって、カンボジアの教育はほとんど破壊されました。(当時は極端な共産主義に走り、知識人をすべて敵とみなした)

 

その後、カンボジアの教育はまだまだ日本のように整ってはいませんが、世界遺産アンコールワットをはじめ、観光業を中心に、国は急激な経済発展をとげて、町には非常に活気があります。

 

 

その観光業の発展に伴って、英語教育の重要性が浸透していくようになっていったのです。

 

 

カンボジアも日本と同様、小中学校が義務教育となっていますが、就学率のデータはあいまいな部分が多く、不確実です。

 

筆者の感覚では、公教育の場で外国語教育が行われるのは、中学生年代になってからです。

 

中学生年代で英語教育を受けて、ネイティブの外国人観光客と対等に英語を使用できるレベルのカンボジア人の割合は、肌感覚から言って決して高くはありません。

 

ですが、日常の一場面においての英会話の能力は、日本でしっかり英語教育を受けた子どもよりも圧倒的に高いように思います。

 

 

特に、観光客を相手にしたお土産売りや商売をやっている子どもたちを見ていると、そのことを強く感じます。

 

学校で習った英語を駆使し、値段を伝える際の数字はもちろんのこと、高い、安いと言った買い物の場面で使用される語彙、何かをお願いするときや意思を伝える言葉、道案内でよく使うフレーズなど、生活に必要な英語力=会話力は驚嘆に値します。

 

日本人ならしり込みするような場面でも、彼らには生活がかかっている場合もあり、それにより学校で習った英語がさらに研ぎ澄まされていきます。

 

実践による習得が、学校での英語教育を支えに機能しており、そういった意味では英語教育の成果は日本より高いと言えるでしょう。

 

使用することにより能力が上がることは当たり前と言えばそうですが、改めて子どもの潜在能力の高さを感じます。

 

「英語」が、将来の自分へのリターンを大きくしてくれるということをみんな、よく理解しているのです。

 

 

 

英語能力を上げるには、現地で生活するのが一番とはよく言われますが、教育環境が整っているとは言い難い国の事例を見ると、以下のようなことが言えると思います。

 

それはつまり、海外在住の有無もさることながら

 

 

「英語に触れる機会が増えれば増えるほど能力が上がる」

 

 

ということです。

 

ということはつまり、日本国内にいながらにして、その能力を上げるには、普段から英語を使う、という環境に居続ける必要があるということです。

 

 

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いかがでしょうか?

 

カンボジアというと、もしかしたら日本ではそれほどなじみがない国なのかもしれません。

 

しかし、この記事は今後、観光立国を目指す日本においても非常に参考になる内容ではないかな、と思います。

 

現在、都心の観光地に行くと店員さんの多くが外国人です。

 

京都のドン・キホーテに行った際には、店内には「日本語→英語→中国語→韓国語→タイ語?→ベトナム語??」のように、なんと6か国語でのアナウンスが続いていました!!

 

 

日本でも、すでに多くの職場で、英語能力が自身のリターン=収入に直結しています。

 

カンボジアの子供たちのように、英語習得=リターン大、という意識を持てるような教育改革が必要なのではないかな、と思いました。

2019.07.18 |  986 | 

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