アクティブの石田です。こんにちは。
先日、ネイティブの先生宛のメールを打っていて「文句があるのは分かるけれど、私たちのスクールprotocolに従ってほしい」という文章を書いていました。
そのとき、ふと「あれ?こういうシチュエーションの場合、protocolで良かったんだっけ??」と立ち止まってしまいました。
・・・なにしろ、ウン十年以上前に1年間アメリカに滞在した経験があるだけ。
当時は高校生だったということもあり、英語で夢を見るぐらいまで英語に慣れ親しんだはずの私ですが、どんどん使わない言葉は、忘却の彼方へ(><)
何なら日本語であっても物忘れがひどくなってきたお年頃です。
むしろ、ふと「protocol」という単語が出てきただけ不思議というものです。
そこで、改めてネットで protocolについて意味を調べてみると、以下のような説明になっていました。
protocol : 外交儀礼、儀典、礼儀作法、慣習、条約議定書、協約、協定、議定書、手順、手続き、指令、命令、《コ》〔コンピューターの〕通信接続手順、通信規約
うーん。ずいぶん色々な意味合いを含んだ言葉だったんですね。
だけどまあ、大きな意味でいうと「ルール」ということにはなりますね。
そこで、次にruleについて調べてみると、今度はこんな風に出てきました。
rule : 規則、ルール、規定、法則、規範、命令、標準、基準、習慣、常習、しきたり、〔独裁的・専制的な〕統治、支配、《数学》公式、定規、けい線
上記を見ていると、なんどなく <私たちのスクールprotocol>よりも <スクールrule>のほうが良かったような気もしてきます。
ですが、私が言いたかったのは、単純に「規則なんだから守ってよ!!」ということではなかったのです。
この先生、日ごろから「講師側からのレッスンドタキャンは厳禁です」とお伝えしていたにも関わらず、悪びれもせずに「遊びの予定があるので」という理由で生徒にリスケを依頼していたことが判明しました。
それに対して、私は『先生とスクール運営側の間にある信頼関係を損ねた』と感じました。
私たちの間には単純な「ルール」ではなく、お互いに協力しあってスクールの運営発展のための共有している想いがあり、協同して動いていくために必要な一定の決まり事を守ってほしい、という思いがあったのです。
そんな思いがあったから、単純な「rule」ではなく、もっと「協約」という意味合いの「protocol」という単語が頭に浮かんだのかもしれないです。
協約、なんて日本語、ほとんど使うことはありませんけれど、なんとなくニュアンスとして「上から目線」のruleではない、ということをお伝えしたかったのです。
このようなことを考えると、似たような英単語のなかから、「これ!!」というものをピックアップするのって、数多くの英文に接しないとなかなか難しいよなあ・・・と感じました。
実際にはprotocolではなくって、本当はもっと別の単語のほうがsuitable(適している)のかもしれません。(もしも英語の達人がお読みになっていたらぜひご指摘頂きたいです)
とにかく、英単語を身に着けるというのは、一朝一夕では難しいということをつくづく感じた出来事でした。
コツコツ、毎日の積み重ね! これしかないですね。
2020.09.16 | 3540 | 代表メッセージ